組織成長の最初のフェーズで語るべきは理念じゃない。勝ち筋を見いだせ
こんにちは。
『組織の左腕』代表の桑田龍征です。
今回は「組織成長の最初のフェーズで何をやるべきか」という話を書いてみます。
組織の成長には、4つのフェーズがある
『組織の左腕』では、組織の成長を大きく4つのフェーズに分けて考えています。
その中でも、いちばん最初のフェーズはとてもシンプルです。
とにかく利益を出すこと。
フェーズ1は、これから起業する人、もしくは起業したばかりの人向けのフェーズです。
ここでやるべきことは、きれいな理念を掲げることでも、組織論を語ることでもありません。
絶対に利益が出る「勝ち筋」を見いだすこと。
これができていない会社経営は、正直かなり苦しい。
利益が出ない会社経営は、ただしんどいだけです。 それだったら、サラリーマンをやっていたほうがいい。
これは脅しでもなんでもなく、現実の話です。
フェーズ1:これから起業する人へ ― 勝ち筋を見いだせ

フェーズ1でやることは、事業構築です。
じゃあ、何を考えるのか。
競合優位性を明確にすること。
ずっと言っていますが、結局ここです。
「あなたの会社は、何の業種で、どう差別化しているのか?」
「何が強みなのか?」
ここが言語化できない会社は、ほぼ確実に伸びません。
そしてもう一つ大事なのが、 売上につながる行動=Xを見極めることです。
このXに、全力でコミットする。
ここが一番重要です。
僕がホストクラブを経営するときに考えたのも、これでした。
「これさえあれば、絶対に勝てる」というXは何か。
僕の答えは、人材でした。
かっこいい若者が、絶え間なく入店してくる。 それが実現できれば、絶対に勝てる。
だから僕は、若い男の子が入店するためなら、何でもやりました。
ウェブマーケもやる。 YouTubeもやる。 いろんな発信をする。
最後は、インスタ広告やリスティング広告で刈り取る。
「何を仕入れるのがうまいのか」
「何を売るのがうまいのか」
「何をやれば、絶対に勝てるビジネスなのか」
これを、フェーズ1で決めてください。
走りながら決めていい
どのようにスケールしていくのか。
これは、最初から完璧じゃなくていいです。
どうやって勝ち筋を歩んでいくのか、 似たような企業をなぞるのが一番いいと思っています。
走りながら考える。
正直、最初はぼやっとしていてもいい。
でも、「何となくこれかな」という方向性が見えたら、もうやる。
フェーズ1は、スピードが正義です。
TTP(徹底的にパクる)が一番早い

ここにつながってくるのが、 TTP(徹底的にパクる)という考え方です。
正直に言うと、たとえば僕も自分のYouTubeは失敗だらけでした。
7年前からYouTubeはやっていました。 グループのチャンネルを始めたときは、登録者500人くらい。
対談系もやったし、いろいろ試しました。
「絶対面白いはずなのに、なんで伸びないんだ?」 本気でそう思っていました。
その前には、エロチャンネルをやって100万再生を連発していた時期もあれば、 ドラゴンPMだの、うどんチャンネルだの、 正直言ってクソみたいな企画も山ほどやりました。
29歳から33歳くらいまでは、本当に結果が出なかったです。
何一つ、うまくいかなかったと言っていいくらいです。
今振り返ると、原因はシンプルでした。
誰のマネもしていなかったんです。
「オリジナルでいこう」 「自分たちのやり方を貫こう」
それが、一番の遠回りでした。
創作なんて、ほぼ無理に近い。
だったら、うまくいっているもの。 かっこいいもの。 人の目を引いているもの。
それを、徹底的にパクったほうがいい。
画像一つにしても、映画のワンシーンや街中の看板で、 「どこかで見たことあるな」というもののほうが、圧倒的にキャッチーです。
今のYouTubeも、ヒカルのエッセンスだったり、 いろんな要素が混ざっています。
また僕はYouTubeに限らず、異業種の面白い人たちに会いに行って、 うまくいっている考え方や構造だけを抜き取って持ち帰ることを今でも大事にしています。
形をマネるんじゃない。 本質をTTPする、という感覚です。
そしてTTPを徹底的に行った先に、自分のオリジナリティが見えてくると思っています。
フェーズ1でやるべきことは、たった一つ
フェーズ1でやるべきことは、シンプルです。
勝てる形を作る。
理想は、そのあとでいくらでも語れます。
でも、勝ち筋を作れなかった人の言葉には、誰もついてきません。
まずは、利益。 まずは、競合優位性。
それが、すべてのスタートです。