勝ち続ける企業に必要な「文化」と「ブランディング」とは

桑田代表コラム

こんにちは。

『組織の左腕』代表の桑田龍征です。

今回は「組織の成長フェーズと、最後のフェーズで必要になる文化づくり・ブランディング」について書いてみます。

組織の成長は4つのフェーズで考える

僕は、組織の成長を大きく4つの段階で捉えています。

フェーズ1は「事業構築」
まずは、とにかく勝てるビジネスモデルを作る段階です。売上よりも、「ちゃんと利益が出るか」「再現性があるか」を徹底的に詰めるフェーズですね。

フェーズ2は「マンパワー強化」
社長が売上に強くコミットしながら、仲間を集め、現場を回していく段階です。社長の戦闘力で事業を前に進めていくフェーズとも言えます。

フェーズ3は「拡大と幹部育成」
ある程度、事業拡大の見込みが立ち、量と質をバランスよく伸ばしていく段階。このフェーズで必ずテーマになるのが、幹部育成です。社長一人では限界が来るので、売上や組織を任せられる人材を育てていく必要があります。

フェーズ4は「組織の自走化」
社長が現場から少しずつ離れ、次の挑戦に集中できる状態を目指すフェーズです。ここまで来ると、組織は「人」から「文化」で動くようになっていきます。

フェーズ4で重要になる「文化づくり」

フェーズ4では、新しい挑戦をどんどん仕掛けていくことになります。仕組み化が進み、「だいぶ回るようになってきたな」という次の段階で、ぜひ意識してほしいのが文化づくりです。

強いチームって、なぜ強いと思いますか?
バスケでもサッカーでも、高校の強豪校を想像してみてください。選手は3年で総入れ替えになりますよね。それでも勝ち続ける。

あれは何かというと、文化があるからです。
代々受け継がれている「当たり前」や「常識」がある。

会社もまったく同じです。
・朝は必ず挨拶をする
・声は大きく、ハキハキ話す
・困ったらすぐ相談する

こうした一つひとつが文化です。

何か特別なことじゃなくていい。むしろ、日常の行動レベルに落とし込まれた「当たり前」を、ちゃんと言語化することが大事なんです。

「これが俺たちのやり方だよね」
そう言える共通認識が生まれると、帰属意識が一気に高まります。

ブランディングは「社長」と「会社のらしさ」

もう一つ、フェーズ4で欠かせないのがブランディングです。

僕はよく「ブランディングしましょう」と言いますが、別に全員の社長さんが僕のようにメディアに出る必要はありません。

顔出ししたくない社長さんもたくさんいますし、それが悪いわけでもない。

ただ、この会社のブランドって何?
ここは一度、真剣に考えたほうがいい。

なぜこの会社を選ぶのか。
何が他と違うのか。
「なんかこの会社、すごそう」と思われる理由はどこにあるのか。

これは広告戦略だけの話ではありません。

ミッション・ビジョン・バリュー。

聞き古された言葉かもしれませんが、熱量をもって伝えるためには、ある程度は決めておいたほうがいい場合も多いです。

この組織が、なぜ社会に必要なのか。
どんな価値を届けたいのか。

そこが言語化されると、社員の行動も判断基準も揃ってきます。

結果として、社長が細かく指示しなくても組織が動くようになる=自走するようになるんです。

文化とブランディングで組織は自走する

このようにフェーズ4では企業風土・組織文化の醸成と、事業のブランディング強化が重要です。

自社の文化について、きちんと言語化できているか。
そして、その文化を体現するような人の動きが、日常の中で実現できているか。

また、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を言語化できているか。
社員の熱量を高めるインナーブランディングができているか。

これらが整ってくると、社長が細かく指示を出さなくても、判断基準が揃い、組織は自然と前に進むようになります。
それが「組織が自走している状態」です。

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