「相談できる相手」がすべてを変える──桑田龍征が南COOと実現した組織変革のリアル
こんにちは。
『組織の左腕』代表の桑田龍征です。
今回のコラムのテーマは、「経営者の孤独と、それを変える“左腕”の存在」についてです。
『組織の左腕』の南COOという実在の事例をもとに、本当に機能するコーチのあり方を、実体験ベースで書いてみます。
南COOとは何者なのか

南勇大COO
『組織の左腕』といえば「桑田式コーチング」のような印象を持つ方も多いと思いますが、事の発端はCOOの南勇大です。
そもそも南COOが僕のコーチであり、彼のコーチングによって僕の企業の売上が伸びたことが、『組織の左腕』を始めるきっかけになりました。
南COOは、僕にとって義経に対する弁慶みたいな存在です。
何かあった時に相談できる相手がいるかどうか。
これは、経営においてめちゃくちゃ重要です。
10年ほど前、10億程度の売上で停滞期を迎えていた経営者の僕は、組織の内部状況を整理しながらもトラブルが絶えない状態でした。
だからこそ、逐一報告・相談できる相手が欲しいと思っていました。
そのときに外部コーチとして参画してくれた南COOに相談すると、毎回的確なフィードバックが返ってきました。
この安心感がとにかく大きかったです。
よく「経営者は孤独だ」と言われますが、僕は違うと思っています。
相談できる相手がいれば、孤独にはならない。
だからこそ、僕は社長コーチングを南COOにお願いするところからスタートしました。
会社が変わったのはコーチングを“続けた”から

売上はある程度ある。
でもそこから先に行けない。
この状態、多くの会社がぶつかる壁です。
僕はそのタイミングで、南COOによる組織コーチングを導入しました。
正直、コーチングで会社が変わるのかと半信半疑な部分もありました。
しかし、続けていく中で明確に組織が変わりました。
幹部の思考が変わる。
現場の意思決定が変わる。
組織全体の動きが変わる。
その結果として、年商30億円の壁を突破することができました。
“何も言わないコーチ”が一番価値がある

南COOの存在を一言で言うと、「普段は何も言わない人」です。
ずっと横にいるわけじゃない。
重要な時以外は出てこない。
分かりやすく言うと父親みたいな存在です。
そしてこのコーチングのスタイル、実はめちゃくちゃ本質的なんですよ。
有名な話で、野球選手のGG佐藤さんがアメリカで経験したコーチの話があります。
そのコーチは、ずっと練習を見ているだけで何も教えてきません。
でも、GG佐藤さんが「教えてくれ」と言った瞬間、それまで蓄積していたデータを全部出してきました。
GG佐藤さんが「なぜ今まで教えなかったのか?」と聞くと、
「人は聞く気がない状態で教えても意味がないから」と答えたそうです。
これは経営でも全く同じです。
経営者が聞く状態になっていないと、どんな正しいアドバイスも意味がありません。
だからこそ、「必要な時にだけ出てくる存在」に価値があります。
南COOもまさにそれで、聞けば全部返ってくる。
でも、聞かない限りは何も言わない。
この距離感があるからこそ、経営者は自分の頭で考える力が鍛えられるし、意思決定の質も上がります。
戦うのはあくまで経営者本人です。
でも、その横に相談できる相手がいるかどうかで、経営の質も、組織の未来も大きく変わっていきます。